「幅広い知識の吸収」

白石 和歌重 英検1級二次試験 2001年

 
二次試験の勉強を始めて、誰もが一次の勉強方法とのギャップにまず戸惑うと思います。政治・経済・科学など、様々な分野にわたるトピックについてのスピーチを与えられた1分間で用意し、2分間で話さねばなりません。しかも英語で論理的に……。
 

幅広い知識の吸収

このブレインストーミングクラスでは、スピーチに関するアイデアをまずクラスメートが出し合い、それに対して、小林先生が的確なアドバイスをしてくださいます。 アイデアが増えれば、トピックを見た時、まず何を言おう?と考える時間を縮小できますし、スピーチに慣れてくると、これらの知識は幅広く応用できるのです。 しかも、自分の中できちんとした考えを持っていれば、質疑応答のときにも助かります。時事に疎い私にとっては、授業で得た知識や、クラスメートの意見を参考にできて本当に助かりました。また、エネルギー問題や、憲法の問題等に関しても、いろいろと考えさせられました。
 

魅力的なスピーチへ

このクラスでは、「知らなきゃ損」という気持ちで、どんどん質問して、いろいろなアイデアを吸収することをお勧めします。それから、小林先生がよく口にされる Personal Anecdote。これを、うまく取り入れることで、ピリッと、スパイスの効いたスピーチになるのです。知的で流暢であるよりも、その人の personality が滲み出るスピーチの方が魅力的なものになるのだという事を学びました。先生の辛口コメントに時には落ち込んだりもしましたが、その分スピーチの楽しさも教わったのだと思います。