「独学では厳しい英検1級二次試験!!」

Sawami 2017年

私は50代の主婦です。大学は英文科を卒業し、外資系企業に勤めた経験があります。

子育てが落ち着き、英語を活かせる職業に再度就きたいと考えスキルアップを目指し、TOEICは915点(公開)/955点(IP)を達成しました。次は英検1級の取得を目指し、1次試験を合格して、2次試験で大きな壁に直面しました。

最初の2回は独学で受験対策をしました。1回目の試験では、極度の緊張のために頭の中が真っ白になり、全然しゃべれず不合格でした。2回目の試験では、独学で30個のエッセイ原稿を用意して試験に臨みました。しかし当日の試験カードに自分で準備したトピックが一つもなく、気持ちが動揺したことでスピーチが稚拙になり、2分の時間内にスピーチを終えることが出来ず不合格でした。

私はこの2回の試験の失敗を経て、独学による英検1級2次試験対策に限界を感じ、面接試験対策の専門的な指導を受ける必要があると感じました。

英検専門で有名な『テソーラスハウス』のことは、以前から雑誌等で知っていました。

体験クラスに参加した時、講師陣の質の高さに感銘し、是非指導を受けたいと思ったのがこの学校を選んだ理由です。

テソーラスの授業では、毎回2つの課題に対してスピーチを行います。1つは事前にテキストで与えられた課題、もう一つはその日の授業で初めて提示された課題です。そうすることでトピックのバリエーションを増やし、即興スピーチのスキルアップを図ることが出来ます。

さらに生徒のスピーチに対して、ネイティブの講師が論理的な視点で、英語による的確な指導を行います。最後に校長の小林先生から、日本語による丁寧な講評を各自受けます。それを聞くことで、自分自身が言いたいことの整理が出来るようになり、論理的なスピーチの習得に繋がります。

例えば2次試験のスピーチは2つのポイントが必要ですが、語りたい内容が混同してしまうことがよくあるからです。そのようなポイントが曖昧になることについて、小林先生は適切に指摘してくれます。指摘内容を振り返ることで、2つのポイントを明確に分けて話すことが身に付きます。

私は2次試験対策を、スピーチについては『テソーラスハウス』の授業によりスキルアップを図ること、トピックについては自らバリエーションを増やすことの2つに分けて実践しました。

トピックについては新聞を読み、英検に出題されそうな記事を押さえ、社会問題の知識を広げました。NHKなどの特番や海外ニュースの番組もよく観ました。(『ニュースで英会話』、『これでわかった世界は今』、池上彰さんの番組等々)

スピーチ用のオリジナル原稿を300近く用意して、繰り返し練習しました。まずテソーラステキストの60のトピック冊子を手に取ってから、4週間以内に全て自分で原稿を書いて予習しました。その際、知り合いのイギリス人の助言やネットのモデルアンサーを参考にしました。

併せて過去問題200問をノートに書き写し、旺文社の模範解答やネット上にフリーで掲載されているモデルアンサーを参考にして、それらを自分の英語に書き直し、ノート数冊にまとめました。

その他にニュース等で気になった話題や社会問題も、スピーチに必要な2つのポイントの事例として使えるので、書き加えたりしました。

試験直前の3週間は用意した300の原稿を音読し、時間を計りながら繰り返し練習しました。一人でやると煮詰まってしまうので、知り合いのイギリス人に週に1度のペースでスピーチの練習や原稿のチェックをお願いしました。

実は、過去2回の2次試験の経験から試験カードのトピック5題の内、2つは過去問題からの出題であることに気付きました。過去問題を重点的に把握しておけば、試験当日のカードに練習したトピックが入る可能性が高くなると思ったからです。練習していないトピックを試験当日に即興でやることは避けたかったのです。

十分に準備をした甲斐があり、三回目の試験の時には自分の用意したトピックの一つが選択肢の一番上にありました。迷うことなくそのトピックを選択し、残り時間でスピーチの構成を考え、自信をもってスピーチすることが出来ました。そして質疑応答のセクションでも、テソーラスの授業でインターラクションを繰り返し練習したので、試験官の4つの質問に余裕をもって答えられ、合格をすることが出来ました。

難関の英検1級に挑戦することで、論理的にスピーチするスキルや、時事問題の知識、語彙力の向上、アカデミックな文章の読解力等、多くのことを学び、自分にとって貴重な財産になったと思います。

現在は通訳の仕事をしています。英検1級合格はゴールではなく、新たな挑戦へのスタートでもあります。

最後に、テソーラスに通わなければ、この最難関の英検1級は合格出来なかったでしょう。お世話になった小林先生、ネイティブ講師陣に感謝しています。