土屋 郁 2016年
2016年7月10日二次試験テスト実施
この度国連英検特A級に合格することができました。あまり対策に多くの時間をかけることができなかったにもかかわらず合格することができたのは、テソーラスハウスで効率的に国際情勢への理解を深めることができたからだと思っています。
まず五月の末に一次試験を終え、自己採点の結果が良かったのですぐに二次試験対策に取り掛かりました。しかしこの段階ではリサーチをとりとめもなく繰り返すことと、国際社会が抱える問題への有効な解決策をぼんやりと思案するぐらいで、あまり効率的な学習はできていませんでした。そのため六月末に一次試験の合格通知を受け取った時に独学で合格することを諦め、テソーラスハウスの「国連英検特A級オンラインクラス」を受講することにしました。
テソーラスハウスのレッスンは基本的にレッスンごとにテーマを設定し、そのテーマについて話し合うスタイルでしたので、レッスンの前までにテーマの背景知識を整理して、時間的余裕があるときには、そこから派生したことにも言及できるようにしました。また講師の方が優秀で、テーマと国連との関連性を常に意識して授業を展開してくださったので、短期間で国際情勢を体系的に理解することができました。
実際の二次試験本番では、冒頭で興味のある国連機関とその所在地(=UNESCO/フランス・パリ)が聞かれ、次にイギリスEU離脱の経緯、並びに今後予想される世界経済への影響、ヘイトスピーチ、そして米国大統領選挙(ヒラリー・クリントンが掲げる外交政策等)と続き、最後のフリースピーチでは「言語と公衆衛生」について話をしました。質問のほとんどは準備できていたものだったので、基本的に答えに窮することはありませんでしたが、最後のフリースピーチで話したテーマと国連との関連性を冒頭で言及するのを忘れてしまったので、「合格は難しいだろうな」と思っていました。
試験後から合格発表があるまで落ち着きませんでした。私は語学が好きで、普段から色々な言葉を勉強していたことから、友人達から「真の語学マニアだったら受かるだろう」などと変なプレッシャーをかけられていましたし、テソーラスハウスの講師陣には本当によくしていただいたので「落ちたら顔向けできない」と気負ってもいました。そのため合格通知を受け取った時はとてもホッとしました。
総じて、テソーラスハウスでレッスンを受講してよかったと思っております。受験するにあたり、面接シートに記入していない、私にとって馴染みの薄い分野から質問されることを強く懸念していたのですが、講師にそのことを伝え、講師のアドバイスに従うことで不合格になるリスクをかなり抑えられたのではないかと思っております。
また最後になりますが、試験直前期に申し込みをしたことで、小林校長先生には講師のスケジュール調整にお骨折りをいただきました。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。