英検1級単語強化への道(3) ~単語集を辞書代わりに~

みなさんは、英検1級の難解な単語をどのように暗記していますか。単語を暗記する、問題を解く、答え合わせをする、間違えた個所を復習する、ということはみなさんやっていらっしゃると思います。
ここではさらに効果的かつ定着度バツグンの復習の方法を公開いたします。

 

She said, “Right, right, right…,” in an impatient tone, which made me (     ) that she was bored with talking to me. 

 

 (1) proffer                  (2) confer             (3) infer               (4) defer 

 

正解は、(3) のinferです。
もし他の単語の意味をあいまいに覚えていたら、

 

単語集に「帰りましょう」! 

 

『英検 文で覚えるプラス単熟語 1級(旺文社 2005年版)』では、p20の一番下に’infer’があります。ここを「チェック」し、線を引きます。たとえばこの問題が、『○○対策問題集』のp15に記載されている場合、この熟語の横に「○○ p15」とメモをしてもよいでしょう。別の問題集『□□対策講座』にも出てきた熟語であれば、「□□p30」とメモをこまめに書きましょう。 

 

こうすることで記憶に残り、何度も確認した分だけ定着度もさらにアップします。 

 

例文の71を読んで内容と使用法を理解することは言うまでもありません。

 

さらに、inferの名詞形として’inference’ が記載されています。これが『プラス単熟語』の他のページに載っていないか、INDEXで確認しましょう。p455には残念ながら見つかりません。

 

さらに『英検Pass単熟語 1級(旺文社 2005年版)』を調べてみましょう。INDEXを見るとp135に掲載されていることがわかります。

 

‘inference’   = 推理、推論 

 

とあります。

 

そして、別冊の文例集のチェックもお忘れなく! 
選択肢のproffer、confer、deferがわからなければ、同様に単語集でチェックします。

 

さらに辞書での確認をお勧めします。さて、皆さんは紙の辞書と電子辞書どちらが効果的だと思われますか?

 

電子辞書は文例も多く、単語→単語へのジャンプ機能など、便利な面があり大いに活用していただきたいのですが、

 

学んだ単語が「見えるところに残らない」のが欠点

 

です。

 

単語は何度も何度も繰り返し学習することで身につくもの。そのためには、

 

紙ベースの単語集、辞書、ノート等を使うことをおすすめします。
学習の成果、過程を繰り返したどることができ、定着度を高めることが出来るからです。
To be continued…