1.英検1級 英作文ライティングで最も大切なこと

テソーラスハウスでは、英検1級一次試験の英作文のコツを熟知したネイティブ講師陣が教えています。

 

「日本人のエッセイでよくあるパターンは、自分の思いついたことを順番にただ書くこと。結局その人の意見がトピックに対してYesなのかNoなのかよくわからず読んでいて混乱する。」

 

ネイティブ講師がよく口にする言葉です。

 

英検1級一次試験のエッセイで高得点を取る秘訣は「英語のエッセイ=論文」と考え、論理的に筋道を立て、読む人を説得するものである必要があります。

 

イングリッシュネイティブスピーカーは

 

自分の主義・主張に一貫性を持たせる

 

ことを大変重要視しています。
つまり自分があるトピックに対しYes/No両方の意見を持っていたとしても、どちらか一方の意見で統一してエッセイを書くことがポイントなのです。

 

ですから例えば「子供に携帯電話を持たせるのは有害か?」というトピックに対し、

 

「メールやインターネットばかりやって勉強しなくなるし、ネット犯罪に巻き込まれるからよくないと思う。」

「でも待てよ、ニュースで誘拐された子供がこっそりと携帯電話で親に知らせて難を逃れたという話もあったな。」

 

というYes/No両方のアイデアをエッセイに盛り込んではいけません。
物事には必ず2つの側面があるものですが、この試験においてグレーゾーンは厳禁です。

 

幸いにも英検1級のエッセイでは、「相手がどう思うか?」「相手が自分と逆の意見だったらどうしよう?」と悩む必要がありません。面接試験のように質疑応答があるわけではないからです。白黒をはっきりさせ、自信をもって自分の考えを書いてください。

 

「英検1級ライティング合格のカギ」では、受験前の皆様に出来るだけお役にたつ情報をご提供していきたいと思います。