英検1級二次試験といえば、国際問題、環境、政治経済など難しい時事問題のトピックスをテーマにスピーチの発表という堅苦しいイメージがあると思います。
毎回試験に出される英検1級面接のトピックスは、世界で、日本で現在刻々起こる最新の出来事を意図して作成されたものが多くあります。
二次試験のトピックスは7,8年前までpersonal topics 「あなたにとって人生の岐路は何でしたか?」とか「あなたにとって理想的な家族とは?」などpersonal story 的なものがかならず出題されていました。
ところが最近は、時事問題が主流です。
前回(2009年11月)の試験で「薬物について学校は教育すべきか?」というトピックが出題されました。
ご存知のようにマスコミが大騒ぎをした一連のタレントの覚せい剤問題を意識して出題されたトピックです。
ご存知のようにマスコミが大騒ぎをした一連のタレントの覚せい剤問題を意識して出題されたトピックです。
ですからテソーラスの英検1級二次スピーチ対策コースでは予想トピックスのひとつに入れて、この問題について多角的に討論しました。
英検1級スピーチは受験者が世の中の動向に対してどれくらい敏感で問題意識を持ち、自分の意見として発信できるかどうかを試される英語試験でもあります。
日常のニュースの中に、予想される英検1級二次トピックスは沢山潜んでいます。
オバマ大統領は、アフガニスタンに3万人の米兵増補を決定したすぐ後にノーベル平和賞の授賞式で演説をしました。
オバマ大統領の演説に矛盾を感じましたか?それとも納得のいくスピーチでしたか?
ご自分の考えを組み立てて意見を構築しておけば、次の英検1級スピーチに臨機応変に利用できるかもしれません。
生きたニュースは、議論のネタの宝庫です!