英検1級英作文は時間との戦い

英作文は英検のその他のセクション(単語、読解、リスニング)と比べて大きく異なる点が一つあります。それは、単語やリスニングと違って「正解」がないことです。英作文は自己採点が難しいためどのように対策をすればよいのか悩んでいる方も多いようです。

 

よい英作文を書くには、まずたくさん書いて練習を積むことが不可欠です。過去問のトピックスを使って何度も書くことにより、より短時間でアイディアが浮かぶようになるはずです。しかし、ただ単に数をこなせばいいという訳ではありません。

 

テーマに対する自分の意見、アイディア、スタンスを確立しましょう。

 

明確な意見がないエッセイは意味がありません。何を言いたいのか伝達できない作文では合格できません。

 

英作文トピックスの選び方にも気をつけましょう。

 

最近の英作文トピックスは時事問題、国際問題など難易度の高い問題が出題される傾向にあります。自分で練習する時は、予想問題を選んで書いて練習するのが効果的です。

 

本番の英検1級試験は単語、読解、リスニングを解答した後に英作文を書くのですから、英作文は時間との戦いです。20分で書き上げることが出来れば理想的です。

 

しかし自分で練習する場合始めは時間制限なしで書いてください。慣れてきたら40分の制限、30分の制限と短くしていきます。本番の試験で残された時間が20分でであっても完成した英作文を書けるようになるのが理想です。

 

また、練習する際はコンピューターに入力するのではなく手書きのほうがいいでしょう。より本番の試験に近い形での練習のほうが効果的です。出来上がった英作文は可能であればネイティブの添削、コメントをもらってください。

 

もし身近に読んでもらえる方がいない場合はインターネットを活用してください。自分が読み返して疑問に思った表現や文はThe New York TimesやThe Japan Timesなどの新聞社のホームページで検索をしてみましょう。自分の使った表現がどこを探しても見つからない場合は注意が必要です。状況によって使用する英語表現は異なるため、この調べ方は必ずしも有効ではありませんが、参考にはなります。

 

試験直前の猛勉強は英検1級合格をあなたにもたらしてくれるでしょう!