【英検1級二次試験】なぜ日本人はmaybeが好きなのか

「なぜ日本人はmaybeが好きなのか?」

 

こんな文言を何かの本で目にしたことがあります。
Maybeを使うと、自分の意見に少しだけ責任をもたなくてすむのでしょうか、多分・・・。
日本人は欧米人に比べて、自分の意見をはっきり表現することに慣れていません。
物事をあいまいにするという日本の慣習が今もって残存しているようです。

 

英検1級二次面接試験の場で受験者は、yes, noをはっきり表明することを躊躇し、あいまいな意見でお茶を濁して試験官を失望させることが多々あります。

 

日本人的クセが、ここでも出てしまいます。

 

私たちが生きている現実社会はグレイゾーンです。
人間関係においても、好き、嫌いのはざまを漂いながらみんな妥協しながら生きている、それが現実。
しかし、英検1級スピーチで、あいまいな意見は受け入れてもらえません。 

 

現在日本で臓器移植の問題が盛んに議論されています。
「脳死を人の死と認めるか」賛否両論の意見があります。
提供者の意思、家族の感情、奇跡的生還、日本的宗教観、他者の命を救うことの尊さなどなど、いろいろ意見があります。

 

しかし、英検1級二次面接試験のスピーチではyes, noの立場をはっきり表明しましょう。
このテストは欧米的思考回路が求められます。
あなたの意見に対して反対意見が面接官から質問された時、首尾一貫したぶれない返答を即座にしましょう。

 

ぶれるのはどこかの国の政治家だけにしたいものです。