「43点中42点で合格!」

遠藤 稚乃 英検1級二次試験 2002年

 
1回目の二次試験のあと、「こりゃあだめだ……」と思いつつ、試験会場を出るときに手渡されたのがテソーラスハウスのパンフレットでした。
 

43点中42点で合格!

3ヶ月の二次試験では、43点中42点という、自分でも信じがたい高得点で合格。前回20点そこそこの情けない状態から、ここまで実力を引き上げてもらったテソーラスハウスの授業には今も心底感謝しています。以下に、私の勉強法などをあげてみます。
 

授業をしっかり活用

まず、私は授業には毎回確実に出席しました。準備が不十分であっても、自分でスピーチをしたり他の人のスピーチを聞いたりする機会は貴重です。特に他の人のスピーチを聞くときは、(自分のことは棚に上げて)「ここがよかった」「ここはこうした方がもっとよくなる」という視点で見ると、自分のスピーチに生かせるようになります。   また、実際の試験ではスピーチと同じくらい Q&A が重要です。スピーチの内容に関連して、幅広い知識が必要になりますが、これにはブレーンストーミングクラスの授業が役立ちました。直前の一ヶ月間は、英検の過去問・テソーラスハウスのトピックをジャンル別にして、スピーチ原稿を、多いときで一日に7〜10本くらい集中して書き、感覚をつかみました。 (私の場合は、B5サイズ1枚半で2分程度でした)
 

プレッシャーをはねかえす

本番では、プレッシャーに負けず、はっきり堂々と話すことです。よく見ると、周りの人もみんな緊張しています。私は教育問題に関するトピックを選びましたが、自分が教えたことのある生徒の実例を出して説得力のあるスピーチができたと思います。時間配分は失敗したものの、Q&A ではいろいろな方向からの質問も、テソーラスハウスで培った知識で十分対応できました。   1級二次試験は、英語でのスピーチ能力を身につけると同時に、現代社会の矛盾や問題点について考える機会でもあります。みなさんが、テソーラスハウスを通じて合格以上のものを手に入れることを願ってやみません。