「小学校の教師として英検1級に合格」

島村 千江里  英検1級合格 

はじめに

中学校に入って初めて英語を学び、英語専攻でもない私が、
今英検1級合格証書を手にしている。

1次試験は、13回目にしてようやく合格。
1次に合格し、あわててテソーラスハウスに申し込んだ。

二次試験は65点と合格点を5点上回る得点ではあるが、1度でパスすることが出来た。

英検1級二次試験としては、最短距離の合格と言える。
2児の母親として子育てをしながら、
小学校に勤務しているので学習時間を捻出することが難しい。

テソーラスハウスでのご指導なしには合格できなかったと思う。
小林先生やネイティブの先生方への感謝の気持ちをこめて、
体験記を書きたいと思う。

1分間のブレインストーミング

2次試験の概要も知らずにテソーラスハウスの直前模擬レッスンを受けたので、
初日はショックだった。

1次合格の喜びは吹き飛んだ。
本物の二次試験と同じ形式で、1分間でアイディアをまとめ、
次の2分間でスピーチをし、そのあとQ&Aを行う。

アイディアをまとめるべき1分間なのに、トピック選びに時間がかかり、
その後も「どうしよう。何を言おう。」と頭の中が日本語になる。

この1分間をいかに有効に使うかが鍵だと思った。

テソーラスハウスでは、他の参加者の発表の番のときに
他の生徒も1分間のブレインストーミングの訓練ができる。
これが非常に有効だった。(緊張もし、疲れたけれど。)

その週は、テソーラスハウスで購入した「これで完璧 英検1級二次対策」という
テキストに目を通し概要をつかむとともに、1分間のブレインストーミングを行った。

キッチンタイマーで1分間を計りながら、お題に関して、
トピックセンテンス・2つの内容・結論をメモにする。

毎日の勉強時間は20分くらいだった。

スピーチ原稿作り

「せめて、レッスンで当たったトピックについては、きちんと言えるようにしておこう。」
と思い、レッスン中のメモを家で清書した。

その時、小林先生が「こういう観点でスピーチするといいですよ。」と
指導して下さったことを盛り込むようにした。

例えば、禁煙を推進する方法についてなら、
①千代田区、秋葉原をはじめとするペナルティーエリアの拡大
②たばこ料金の値上げというように。

また、他の生徒の方のお題も同じようにスピーチ原稿にした。
(全部はできなかったけど)

この作業を帰宅後すぐに行った。(帰りの電車で授業中のメモを読みなおしたので、
記憶がうすれにくかった。)

そして、日曜日と平日の入浴時間に音読をした。

本番では、インターネットが有益かどうかというトピックを選択した。
一緒に受講されていた方が、そのトピックに豊富な知識を盛り込みスピーチされていて、
それをたまたま自分なりのメモにしていたからだ。

ラッキーだったと思う。

本試験

「最初の1分間のトークのところを大切にしなさい。」
という小林先生のアドバイスが耳に焼き付いていた。

「あなた自身のことをお話ししてください。」と言われ、
小学校に勤めていること。1年生の担任であること。

大人になってから、英語の勉強をやり直したこと。
小学校に英語活動が導入されたので、貢献したいと思っていることを話した。

スピーチでは、インターネットの利点(すぐに買える。移動しながらもコミュニケーションを取れる。
世界の誰とでもコミュニケーションが取れる。)
インターネットの良くない点(匿名で意見を言えるので、人を傷つけることもある。
直接人と話す機会が減った。)を述べた後に、
インターネットは有益だが、使うには、責任をもたなくてはならないと結論を述べた。

Q&Aでは、「一瞬で何かが決まってしまうことに対してどう思うか?」
「SNSについてどう思うか。」「あなたが小学校6年生の担任だったら、
子どもたちにインターネットの使用について何を指導するか?」と聞かれた。

SNSについては、何日か前のNHKの朝のニュースで、ア
メリカでFacebookの普及とともに離婚率が増えている。

履歴が浮気の決定的な証拠となるからだと言っていたのを思い出し、
そのことを話した。とっさに話したことだったが、
試験官の方が笑ってくださり、うれしく思った。

ニュースや新聞に日頃から触れておくことが大切だと改めて感じた。

最後に、試験官の方に「1年生は大変だけどかわいいですから、
また明日から仕事をがんばってくださいね。」と言われうれしく思った。

最後に

試験前日のテソーラスハウスでのレッスンで、
小林先生が「今日はみなさんとてもよかったから、明日受かるかも。」とおっしゃった。
前日不安がらせないためのご配慮だったかもしれないが、
私はうれしく、手帳に「受かるかも」と書いた。

根拠はなくても自信をもつこと。限られた時間の中でできることをすること。
あきらめずに何度でも挑戦することの大切さを学んだ。

1級を取得したことを新たなスタートとし、
児童の英語活動の実践的な勉強を始めたいと思う。

ご指導ありがとうございました。

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