合格体験記

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慣れない育児に日々奮闘する中で

三古 典子 英検1級二次試験 2006年

はじめに

15年ほどがむしゃらに仕事をしていた私にとって、産休、育児休業によって職場から離れることは、大きなとまどいと不安でいっぱいの日々でした。しかし、息子の“この時期”は二度と戻ってこないと思い、この期間に、育児に専念することを第一に、第二の目標として、大学時代から“いつか”挑戦しようと思っていた英検1級取得を掲げました。
はじめて「テソーラハウス」を訪ねた頃“おすわり”がやっとだった息子は、英検1級の合格通知を受け取った今、よちよち歩きをするまでに成長しました。振り返ってみると、小林先生のご指導のもと2次対策の勉強をはじめて、半年余がたっていました。
英検1級2次試験3度目の挑戦で合格となりましたが、これも「テソーラハウス」のお蔭と本当に感謝しております。また、育児をしながら通学、勉強ができたのは、夫や実家の両親の理解、協力があったからでした。

勉強方法

育児休業中なら「十分勉強する時間もあるだろう」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、慣れない育児に日々奮闘し、日中は最低限の家事をこなすので精一杯、勉強する時間はほとんど皆無でした。夜は疲れてしまい、勉強もなかなかはかどりませんでした。そんな状況でしたので、毎週、1カテゴリーにつき8つのトピックのスピーチ原稿をかきあげるのはかなりきついものがありました。「テソーラハウス」一期目はこの予習だけで精一杯、政治、経済、教育、環境、科学・・・など幅広い分野での予備知識の収集に時間がさかれ、原稿もお粗末なものでした。しかし、二期目では、時間がないながらも、前期授業のクラスメートのスピーチアイデアや、先生のアドバイスをメモしたものを見直しながら、何とかまとまった原稿を書き上げることができました。

また以前授業で頂いた合格体験記のなかでアドバイスのあった、使えるフレーズやデータ(特殊合計出生率や、労働人口など)をメモ帳に書きとめることを試みました。ほぼ毎日「DAILY YOMIURI」を購入しましたが、1日に1つ記事を読むのがやっとで、実際にはフレーズなどあまり書きためることもできず、すべて覚えるまでにもいたりませんでした。しかしスピーチ原稿をつくるにあたって、多少役には立ちました。たとえば、少子化について話をする際も「2005年度には出生率が前年度の1.29から1.26へ減少」というデータをスピーチに入れることで、よりインパクトがでると授業でアドバイスを頂き、2次試験の本番でも使うことができました。使えるフレーズに関しては、「テソーラハウス」の「時事英語用語集」もスピーチ作成においてかなり活用しました。

合格した今回の勉強で前回と大きく違ったことといえば、試験直前の2週間だったと思います。二期目の「テソーラハウス」の授業を見直し、そのあと一期目の復習をしました。復習では、それぞれのトピックにおいて、言いたいことのポイントを確認するようにしました。私の場合、パソコンに原稿をためていったのですが、あらためて見直すと、一期目の原稿は復習もしておらず原稿が未完のままであったので、また書き直すといった作業も、できる範囲で行いましたが、何度か授業を受けているうちに文章の構成も少しずつ習得することができたように思えます。おかげで今回の試験では、Section 1で30点中27点を取得することができました。

今回の試験でも痛感したのですが、スピーチを書くのと話すのでは全く違うもので、実際口に出してみるとうまく口がまわらなかったりします。ましてや、試験中は極度の緊張状態で、頭がまっしろになってしまうこともあります。実際私は今回もかなり“しどろもどろ”になってしまいました。結局スピーチ原稿の音読があまりできなかったことを反省しています。Section4では前回に引き続き1桁台のスコアをとってしまいました・・。エッセイの試験ではないので、原稿作成だけにこだわるより、授業をうんと活用して積極的に発言するなど、話す練習をしたほうが良いかと思われます。授業の中では他のクラスメートのスピーチに対して質問をすることで、本番のつっこんだ質問に対する予備知識を得ることができます。

前回試験で失敗したのは、設問トピックを選ぶのに迷ってしまい、結局最後の5秒ぐらいで決定したので、1分の中で内容を組み立てることができませんでした。今回は小林先生のアドバイスを心に留め、ほぼ10秒以内で決めていたと思います。授業二期目で、ようやく話したい分野の順位や試験に出そうなヤマが何となくわかってきました。しかしながら、用意していた設問がぴたりとでるかどうか、わかりません。勝負どころとしては、授業でやったことをひととおり会得していれば、あとは1つのトピックをいかに「使いまわし」、「応用すること」ができるかがポイント、と小林先生にアドバイスいただきました。前回試験では授業でやった設問がそのままでました。今回は消費税に関してのトピックを選びましたが、設問のいいまわしは多少違ったものの、授業で網羅されていた内容でした。

最後に

前回試験に落ちた際、かなり落ちこんでいたのですが、再度「テソーラハウス」を受講したいと小林先生に伝えたとき、「全力でサポートしていきます。」というお言葉を頂き、先生についていこうと決意しました。こんなにやる気にさせてくれる先生や授業は、他になかなか無いと思いました。この半年間、精神的にも体力的にも大変辛かったのですが、授業だけはとても楽しみでした。小林先生をはじめ、幅広い知識をもっているネイティブの先生、いろいろなバックグラウンドをもちながら、同じ志をもつクラスメートの方との勉強はとても刺激になりました。
まだまだ英語をモノにするには程遠く、道のりは長いですが、これを第一のステップにさらなる英語の習得に努めていきたいと思っています。

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