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英検1級二次試験 合格体験記

片山 佐知子 英検1級二次試験 2006年

私は何と6回目の2次受験で合格を手にしました。小林先生には2年前の夏から冬にかけて熱心に指導頂きましたが、本番では失敗を繰り返し、3回目に落ちたときは先生から「4回目で皆受かっているから頑張って!絶対大丈夫!」と励まして頂きましたが、その4回目で落ちたときは、自分の英語力はそんなに他の人より劣っているのだろうかと相当落ち込みました。しかし同時に、4回目のスコアが58点だったので、もうちょっと頑張れば何とかなるのではないかと自分を奮い立たせ、この試験突破をライフワークとする覚悟で再受験に臨み、再受験から2度目の2次でようやく突破しました。この2年を振り返り、落ち続けた理由、勉強方法などをまとめると以下のようになります。

反省点

1. 授業で指されると、いつも用意していったドラフトを読み上げた
2. いつ指されるかドキドキするあまり、他の方のスピーチを真剣に聞かなかった
3. 先生のコメントを、素直に受け止めなかった
4. 予習にかける時間ほど復習に時間をかけなかった
1,2については、やはり本番を見据える姿勢に欠けていました。本番に近い形で練習を続けることが勝負の分かれ道の気がします。3については、私は先生に「スピーチ中、顔が緊張している」と言われ続けましたが、その時はさほど気にもとめないでいたのですが、後日、別の先生からも同じ指摘を受け、改めて注意するようにしました。印象に関する先生からのご指摘は本当に重要で有難く受け止めたほうがいいと思います。4についてですが、毎回先生から指摘を受けたアドバイスをノートに書いても、準備が非常に大変な分、授業が終わると開放感に浸ってしまい、それっきりになって、次のクラスの前日になり慌てて予習をするという習慣を繰り返してしまいました。記憶の新しいうちにじっくり復習し、もう一度スピーチし直してみることが大切だと思います。

クラス以外の勉強

私はとにかく一般教養が不足していたので、新聞や雑誌を多読し、切抜きをテーマ別にスクラップしました。雑誌は文芸春秋、WILLなど社会問題が多く取り上げられているものを読みました。また岩波新書などの新書もので、食品汚染、環境問題、テロリズム、安楽死といった社会問題がタイトルになっている本を選び、全般的な知識をつかむのに役立てました。英字物はとても読みきれないので、Japan Times, News Week, Nikkei WeeklyのEditorial欄、インタビュー記事を選んで読みました。Editorialはアイデアを盗めますし、インタビューは答え方の言い回しなど大変参考になりました。特にNikkei Weeklyなど日本の英字新聞は日→英の直訳調なので、日本人には真似しやすいと思います。会話については、NHKの「ビジネス英語」を聞き、耳を慣れさせると同時にシャドーイングをしてネイティブの発音やイントネーションに近づけるようにしました。

効果

復習と新しい知識の吸収に時間をかけ、社会問題の記事を読むたびに自分でトピックを作り出し、要点をみつけ、スピーチに近い形でまとめるという訓練を続けたことで、ポイントと問題点を見つける集中力と応用力が高まりました。最初のころは、覚えたスピーチをいかにスラスラ言えるかということばかりに気を取られていましたが、最後は頭で考える習慣がつき、質疑応答にも詰まることがなくなりました。

本番

過去の受験ではトピック選びと最初の1分間でオロオロし自滅していましたが、今回は与えられたトピック5つの中に2年前にテソーラスのクラスでスピーチしたものに近い”Should we encourage women to participate in politics?”というトピックを見つけ、とたんに当時のスピーチした自分がよみがえり、言いたいことが次々に頭に浮かび、時事にからめてスピーチすることができました。自信を持ってスピーチすると自然に顔もほころび、これまでとは違う手ごたえを感じました。これまでテソーラスで学んだこと、独自に勉強してきたことが総合的に発揮できたので、また不合格でも悔いはありませんでしたが、実際に合格通知を手にしてみると、本当に今まで頑張ってきてよかったと感激もひとしおでした。

御礼

小林先生、長い目で応援し続けて下さって本当にありがとうございました。

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