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独りで勉強するよりずっと効果的

長友 理佳 英検1級二次試験 2007年

初めて私がテソーラスの門をくぐったのは約1年前です。
実は大学時代に英検1級の二次試験(当時はジャッジや他の受験生を前にスピーチする形式)で大失敗し、それ以来、英検に背を向けてきました。帰国子女でもない留学経験もない社会経験もない当時の私には二次試験に合格するのは、至難の業に思えたのです。

英検に再挑戦しようと思ったきっかけは通訳ガイドの試験方法が変わったことです。通訳ガイドをとりたいと思っていたところ、英検1級で一次試験が免除と知り、やはり英検1級は避けては通れない資格だと改めて思いました。一時期は熱心に英語を勉強したこともあるのですが、本格的な学習は久しぶり。効率良く勉強したいとテソーラスのお世話になることにしました。

まず通ったのは一次対策のクラス。弱点であるボキャブラリーとエッセイについてきめ細かくご指導いただきましたが、私の力不足で6月の英検は不合格Aでした。ただ、一次合格は近いと妙な自信もつき、8月末からの二次試験対策クラスを受講することにしました。
これが想像以上に大変。今まで環境や政治、社会問題について日本語でもスピーチしたことがないのに、英語で語れるわけがありません。情報を集め知識を得ることに精一杯でした。今、思えば、情報収集はキリがないので、ある程度で見切りをつけ、自分の考えをまとめること、反論されても更に反論できるよう考えを深めることに注力すべきだったと思います。

そうして迎えた10月の英検。合格する気でいたのですが、体調を崩し集中力が持たず、またもや不合格A。そしてテソーラスの二次試験対策クラスも二期目を受講することに。前期の反省から情報収集はそこそこに、自分の考えをまとめることに注力しました。毎週8個のトピックスについて考えるのも、以前と違って苦痛ではなくなり、通学も楽しくなりました。また、一次も侮ってはいけないと改心し、エッセイの練習やボキャブラリーの増強に努めました。

そして1月度の一次試験に3度目の正直で合格。二次対策クラスのお蔭でエッセイの得点も伸び、余裕で合格することができました。その後、直前対策クラスを3回受講し二次試験に臨み、何とか合格できました。一回で合格できるとは思っていなかったのですが、いくつかポイントがあったように思います。

1. 直前クラスの活用

レギュラークラスは幅広いテーマについて語れるようになるには不可欠でしたが、直前クラスの効果も大きかったと思います。最近の二次試験の経験がない私にとっては、試験の流れをシミュレーションできましたし、実際に即興でスピーチするのはレギュラークラスでは味わえない緊張感がありました。直前クラスではトピックの選び方に失敗しシドロモドロになり落ち込みましたが、そのお蔭で本番には開き直って臨めました。

2. シャドーイング

試験前の2週間はシャドーイングを心がけました。しばらく英語を話していないと口もうまく回らない気がします。日常生活で英語を使う機会がない方は、シャドーイングや音読が効果的だと思います。

3. 試験会場へは早く

試験の順番は受付順と聞き、当日は受付開始時刻前に会場に入りました。単に早く終わらせたかったのですが、今思えば、そのお蔭もあって合格できたのではないかと思います。私は午後の部の最初の受験者でした。ジャッジはまだお疲れではないし、私の選んだトピックについては、その日初めてのスピーチを聴かれるわけですから、他の方と比較できません。流暢にスピーチできない私には比較対象となる方々の前にスピーチを終えられたことがプラスに働いた気がします。

4. 自信を持つ、もしくは自信のあるフリをする

これは私がいつも授業で指摘されていたことです。変な話ですが、試験当日は、「今日の私はアメリカ人、あいまいな日本人ではない」と、自己暗示をかけました。トピックスのカードは机にふせて、アイコンタクトを心がけ、時には手振りも交えて自信のあるフリをしました。

5. 主張を貫く

スピーチをしている間に、少しトピックからズレてしまった気がしたのですが、言ってしまったことは仕方ありません。Q&Aは質問に答えながらも、自分の主張を変えないよう努めました。どんなに反論されても自分の意見を押し通すことが重要だと思います。

二次試験に失敗してからスピーチクラスに通う方が大半かと思いますが、私のように一次試験不合格Aの方にも、スピーチの学習をお勧めします。一次のエッセイにも役立ちますし、一次合格後も慌てることなく二次試験に臨めます。またクラスメイトの方々からはいろんな情報をいただき、他の方のスピーチを聴くことも大変勉強になりました。独りで勉強するよりずっと効果的だったと思います。二次試験には余裕で合格したわけではないので、今後は英検1級の名に恥じないよう、精進したいと思っております。
先生方、クラスメイトの方々、本当にお世話になり、ありがとうございました。

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