校長日誌

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テソーラスハウス校長 小林蕗子

テソーラスハウス
校長 小林蕗子

[ 2016 年 1 月 22 日 金曜日 ]

校長日誌 2016年1月22日『地下鉄の轟音のようなエッセイは書かないで!』

皆様ご存知の英語雑誌CNNee(朝日出版)に昨年4月号から今年3月号まで1年間連載記事をネイティブ講師と共著で執筆させていただきました。「意見を述べる英文ライティング」という記事でネイティブ講師のモデルエッセイと読者のエッセイを翻訳・解説・分析するのが私の役割です。このエッセイは英検1級二次試験と同じく自分の意見を明確に述べそれを支持するポイント2個を書くことが要求されます。

2016年3月号のお題は「日本におけるカジノの合法化」についてでした。ネイティブ講師の意見はカジノ賛成論で、①政府税収の増加②観光立国としての成功 を挙げています。

ネイティブ講師のエッセイはいつもながら適切な事例と簡潔な文章で力強く書かれています。

ただ私個人としては全面的に同意できないところがあります。

それは①も②も主旨はカジノ解禁による経済効果であります。このような場合経済効果をmain thesisとして一つにまとめ内訳を①と②に分割するのが構成上すっきりするのではないかと考えました。

文章を書く場合やスピーチを行うとき何よりも大切なことは自分の主旨が相手にクリアに伝わることです。

先日テソーラスハウス卒業生で英検1級合格者の方からメールをいただき、当校の英検1級英作文オンライン添削のお申込みをいただきました。この方はもともと鋭敏な観察力・感性をおもちの上に高い文章力のあるかたとお見受けしていましたので再び英作文の練習をされると言うので驚きました。

ご本人によれば「英文を読み書きしていていつも思うのは、 読後に爽やかでクリアな気持ちになる文章から地下鉄の轟音のような文章まで様々であるということです。
自分もできれば読後に爽やかでクリアな文章を クライアントに書いて送ってプレゼントしたいと思っています。

ということです。

何はともあれ自分の力(多分自分でも好きで自信のあるもの)を極めて行く楽しみは何ものにも代えがたいのでしょう。

英検1級に合格した後たゆまず英語学習を継続される方が増える傾向がみられます。英検1級合格後再受験(最多の方10回合格)される方あるいは国連特A受験挑戦者が増加していることで証明できます。

向学心の強い人はさらに実力向上しその楽しみが止められないということでしょうか。

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