校長日誌

2017年11月
« 10月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  
テソーラスハウス校長 小林蕗子

テソーラスハウス
校長 小林蕗子

[ 2015 年 7 月 17 日 金曜日 ]

校長日誌 2015年7月16日 『英検1級スピーチ 2つのポイントの考え方』 

英検1級二次受験生のみなさんが一番苦労されるのがトピックについて二つのポイントを即興で考えることです。

テソーラス受講生の方たち1個のポイントは思いつくが2個目のポイントをつくり出すのが難しい、アイデアが浮かばないとよく言われます。2個目のポイントで意見を思いつかないまま話し始めると構成力に欠けるダラダラとした内容になります。メリハリのある2つのアイデアを考え出すにはどのようなスキルが必要でしょうか。

 

英語月刊誌CNNee(朝日出版社)に「意見を述べる英文ライティング」という記事を毎月連載で執筆しています。読者から投稿される英文ライティングは自分の意見をサポートする理由2個を述べることが要求されていますが、2つのポイントが重複している場合や意見が1個だけで終わるエッセイが多くあります。

 

例えば「日本の家族価値は昔に比べて変化したか」というお題を考えるとしましょう。Yesの立場からの意見として、子供の問題と高齢者の問題に分けて考えます。家族が子供にとってどのように変わったかを論じます。昔の大家族は祖父、両親、多くの兄弟がともに一緒の家で生活していました。そのような環境の中で子供は人間関係の築き方を学ぶことが出来、家庭は子供にとって社会性を身につける場所でもありました。

それに比べ現代は子供が一人か二人の核家族です。社会性を身につけることは難しく、家庭は子供の個人主義を助長し自己中心的考えが許される場所となっています。

 

第二のポイントは高齢者に焦点を当てます。

昔の大家族では高齢者は尊敬され大切にされました。3世代が一緒に住みお年寄りは家族の世話を受けながら安心して暮らすことが出来たのです。

今のように老人が邪魔者扱いにされ一人暮らしを強いられ孤独死のような悲惨な社会問題はありませんでした。

 

以上のように家庭に関する問題の場合子供と高齢者に分けると考えがまとまり相手によく伝わることが出来ます。

二つのポイントを考えるとき、上記のように子供と大人、物理的と精神的、長期的と短期的等などの分野で考えをまとめる練習は効果的かと思われます。

ポイントつくりは、数を多くこなすことで容易に二つの意見が出るようになります。

コメントをどうぞ

▲ ページの先頭へ