合格体験記

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自分の主張を明確に

飯倉信 英検1級 2012年

-2012年度実用英語技能検定試験第1回1級2次試験合格のご報告-
前回の失敗から約半年。
お蔭様で、今回の試験で無事英検1級に合格することができました。
以下、簡単に試験の内容をお伝えいたします。

【面接官】
日本人女性1名、外国人男性1名

【入室から日常会話】
笑顔で挨拶し、着席しました。
普段週末は何をしているのかと聞かれ、ジャズピアノを弾いていると応えました。
反応が良かったので、来週ライブをやる旨や、好きなアーティストの話にも及びました。

【トピック】
学校で宗教を教えるべきか?

【スピーチ概要】
学校で宗教は教えるべきである。
理由1: 子供は様々な価値観があることを知るべきである。
特に日本人はあまり宗教について馴染みがないので、地球上には日本人とは全く違った価値観を持つ人々がいることは、今後ますますグローバル化が進む中でより重要になってくる。
理由2: いじめ防止にもなる。
アメリカにいた頃、ユダヤ人の友人が小さい頃いじめられていたという話を聞いたことがある。
キッパという帽子についてからかわれたらしい。
これは学校で宗教教育をすることで防げるのではないかと思う。

【質疑応答】
1. 日本人面接官「あなたのいう学校とはどのレベルを指すのか。」
どの教育段階でも大事だが、義務教育の初期段階であり、感受性にも最も優れる小学校での教育が一番大事だと考える。

2. 外国人面接官「スピーチでユダヤ人がいじめにあったとあるが、私のユダヤ人の友達は、大勢の前で、自分は神の子であると主張した。これに対するコメントをせよ。」
人は個人個人で性格が異なる。私の友人はあまり積極的なタイプでなかったのに対し、あなたの友人はかなりアグレッシブな人だったのかもしれない。

3. 外国人面接官「日本人は無宗教だとあったが、初詣などはどうなのか」
あれは宗教ではなく、文化、習慣の一部である。
「あなたは日本人は無宗教だと言ったが、アメリカ人も無宗教だ。」
私の周りのアメリカ人友人は、毎週末ミサに行っていたので、無宗教だとは言えない。
「しかしそれはアメリカ人全員が宗教を信じている証明にはならない。」
アメリカ全体については何とも言えないが、私が訪れたミサは、NYでもボストンでもペンシルバニアでも、どこも満員だった。

4. 「あなたは宗教は何でも信じて良いと思うか。」
難しい質問だ。
「これは難しくも何ともない。私は貴方の意見が聞きたいだけだ」
はい。私は何でも信じていいと思う。
「悪魔でも?」
はい。
ただし、凶悪犯罪を起こさないような自制心を教えるべきだ。
過去に、悪魔を信じていた少年が学校で無差別殺人を起こした。
このような悲劇を起こさないよう、教育で道徳を教えるべきだ。

【コメント】
殆ど外国人面接官から質問されました。
私の立場を崩そうとしているようで、授業で習った通り、自分の主張を貫き通しました。
ただ、やや感情的になってしまい、論理性が欠落したことは否めません。
また、外国人面接官と宗教観が違うようにも感じました。
更に、スピーチもボディーがやや似通ってしまいまい、少し短めに終わってしまったことも懸念点として残ります。
このような点がなければ、67点より上も可能だったと思います。

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