合格体験記

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訓練の成果を、試験官にアピール

川田 潤子 英検1級二次試験 1999年

訓練の成果を、試験管にアピール

私は、今回の私の合格は、試験官との、ラスト2回の”意見の交換”(”Q&A”ではなく、敢えてこう言います)で決まったと信じています。午後の、終わりに近い時間の面接だったせいか、「もう面接し疲れたな。」という雰囲気を漂わせていた試験官の表情が、その瞬間、急に、真剣に私の話をきいてみよう、というものに変わったからです。

“Should doctors be allowed to kill a terminally ill patient?”
というテーマを選び、自分の親戚が、末期癌で亡くなる前に自分で生命維持装置を外すように頼み、医者がそれに従ったということを、スピーチの中に盛り込みました。これに関して面接の最後は次のような展開となりました。

Judge (Native Speaker) “It is illegal.”
My response: “Yes, it is illegal. Her family could sue the doctor, but didn’t. Because they wanted to respect her will.”
Judge (Native Speaker) “Only God can deal with people’s lives.”
My response: “I know that in western perspective, it is only God that can deal with life. But for Japanese people, it is people themselves. I have a right to deal with my life.”
(Time Out)

テソーラスハウスのディベートクラスで鍛えられる前の私だったら、決してこのような意見を即座に返すことはできなかったでしょう。
「違法です!」と言われたら、法律については詳しくないし…等と思いながら警察の姿を思い浮かべてしまったかもしれないし、「神の領域」などという概念を持ち出されても、前日ふとんの中で、「明日の面接うまくいきますように!」と祈ったことぐらいしか考えつかなかったに違いありません。

ディベートクラスで、相手の意見にたいし、即座に −自信をもって自分の主張を伝えること −なおかつ、相手を納得させるための、理由、根拠を述べること という訓練を、あらゆるテーマ(インドの核実験、コンピューターの2000年問題、日本語の崩壊、男女の有利不利、政治家の女性関係スキャンダル……etc.)についてのディベートの中で積んだ成果だと確信しています。

ディベートクラスは充実タイム

このように言うと、ディベートクラスは「成功を手にするために経験しなければいけない試練」という印象を与えるかもしれませんが、まったくそんなことはありませんでした。クラスに通い始めたころは、他のクラスメートに全くついていけない自分をなさけなく思った私でしたが、明るくなごやかな雰囲気に助けられ、いつしか、一緒に楽しめるようになりました。自分とは違う世界で仕事をしたり、勉強したりしているクラスメートや、他の英語学校ではちょっと見つけることができない、頭脳明晰かつ明るく楽しい先生(ホメすぎかな、でもほんとです)と意見を戦わせることで、自分のものの考え方が、広がり、深まっていくのが実感でき、とても充実した時間でした。
英検1級を手にしたい方、そして、英検1級保有者としての、内容のあるコミュニケーションを、世界中の人とはかることのできる能力を身につけたい方に、テソーラスハウスに是非一度足を運ばれることを、私はお勧めします。

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