合格体験記

ホーム >> 合格体験記

「得点倍増計画」

匿名希望 英検1級二次試験 2000年

テソーラスハウスを初めて訪れたのは、昨年の10月末、英検1級二次試験直前の集中コースのときでした。初回の後半から、いきなり一人ずつスピーチするように言われ、愛想がいいのが災いしてか、真っ先に指名されてしまいました。スピーチにストラクチャーがあるのも知らず、トピックに関する知識もほとんどゼロ、意味もよくわからないトピックすらあるくらい。高校の英語教師としては忸怩たる思いでした。むろん、そのときにろくなスピーチができたはずもありません。

パニックに陥ったまま日が過ぎて二次試験本番を迎え、結果は20点。私のクラスは10名中、8名が合格しました。翌年1月からすぐ、夜のマイケル先生のクラスに入りました。先生の知識の広さ、深さ、切り口の鋭さに圧倒されながらも、終始なごやかで楽しい授業に惹かれて毎週通いました。

自宅での勉強 秘密のノート作成

まずノートを15冊買い込みました。毎週配られる、カテゴリー別に厳選された活きのよいトピックのプリントを各ノートの表紙に貼り、スピーチを書いていきました。

それとは別に秘密のノートを作成しました。各先生が授業中一人一人に対して指摘してくださる、アイコンタクト・姿勢・表情・声のトーンから手の使い方にいたる注意事項。困ったときのサバイバル表現集。スピーチが短すぎた場合や途中で時間切れになった場合、いい足りなかったことを Q&A の中にうまく織り込んでいく方法。人にはそれぞれ独自の思考の流れや得意の形があります。それを最大限に生かしつつ、自信をつけるような的確なアドバイスばかり。それを片っ端から書き込んでいきました。

激務の中で合格を勝ち取る

スピーチを30本ほど作成しおえた頃、授業に全く通えなくなりました。1日12時間労働の上、自宅での自由時間にも仕事が食い込み、自主にも支障をきたすようになりました。やむをえず6月半ばからプライベートレッスンに通いましたが、実力低下は目を覆うばかり。インタビューというテストの性格上、多人数のプレッシャーの中でこそ、磨かれ伸びていくのです。すぐにスピーチクラスに復帰することにしました。

睡眠時間2〜3時間というハードな日々を一ヶ月送り、いよいよ迎えた本番で「政府の危機管理の役割」というトピックを選びました。質疑応答では、「テソーラスの Q&A の方がずっとタフだわ」という印象。結果は40点、テソーラスなくしては決してなしえなかった得点だと断言できます。

私にとってテソーラスとは

結果的にはすべての先生の授業を経験しました。個性の異なる先生方の素晴らしさはここにはとても書ききれません。授業料を二倍払いたいくらい得るものが大きかった、というのが実感です。

先生方はいわゆる「英語の先生」ではありません。ほかに本業を持っており、第一線で活躍している方々です。知的レベルが高いだけでなく、人間的にも温かい方ばかりでした。投げ出したくなったときに随分はげましてもらいました。

あらゆる分野の話題で啓発された知的興奮が、未だに醒めません。続けてディベートクラスに参加するつもりです。疲れた体にむち打って、休みを犠牲にしてでもいきたくなるような学校は、ほかにはどこにもありません。

最後に、小林先生へ。先生への感謝はとても言葉では言い表せません。これからも、ひとりでも多くの方が私のような幸運に恵まれるよう、いつまでもテソーラスハウスを続けて下さい。

▲ ページの先頭へ