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英検1級合格という夢が叶った

古森 科子 英検1級二次試験 2008年

「英検1級合格は、私にとって所詮叶わぬ夢なんでしょうか」
テソーラスのレギュラーコース初受講後に挑んだ英検が不合格に終わった時、小林先生にこう弱音を吐いたのが昨日のことのように懐かしく思い出されます。
大学生の時に準1級に合格、当然のように次は1級!と思いましたが1級の壁は厚く、1次すら合格できないまま、「私には無理」と長い間封印していました。
2才と4才の子供を抱え、仕事のブランクも5年以上あいていた専業主婦の私が英検1級に合格することができたのは、テソーラスの指導はもちろんのこと、
テソーラスで出会った素晴らしい仲間に支えられたからに他なりません。テソーラスには3期に渡ってお世話になりましたが、独学では決してこれほど早く合格にたどり着くことはできなかったと思います。

英検に再び挑戦しようと思ったのは、下の子が卒乳し翻訳学校に通い始めたことがきっかけでした。よく「翻訳なら子供が小さくても在宅で仕事ができていい」といわれますが、子供が家にいて仕事をするのは私には無理!と産んでから気がつきました。以前翻訳者として働いていましたが、復習のつもりで通い始めたところ、久しぶりの英語学習が楽しく、「仕事獲得に有利かも」と軽い気持ちで英検を受けたら合格、昔通った英検1級1次対策の学校で「英検1級2次対策ならテソーラス」といわれていたのを思い出し、あわてて門を叩いた次第です。これまでの1年間を反省点と改善点と共に振り返りたいと思います。

1期目の学習は基本的な情報の収集で精一杯でした。英語どころか日本語でも答えられないようなトピックを前に、「本当にしゃべれるようになるんだろうか」と不安になったのを覚えています。Free tradeとは何か?など基礎情報をひたすらインプットする日々が続きました。またノートを見ながらしゃべってスピーチが出来た気になっていましたが、小林先生から「見ながらしゃべっていたのではスピーチの練習になりません」とアドバイスを受け出来るだけ見ないよう努めました。しかし、直前対策では突然トピックを与えられると頭が真っ白になりうまくスピーチができず、実力不足を痛感しました。合格はともかく初回よりいいだろうという予想はみごとに裏切られ、前回よりも低い燦々たる結果でした。

1期目の反省は、書くことに専念して話す練習をほとんどしなかったことです。翻訳のくせが抜けず、ついスピーチ原稿のaやtheを直したりしていましたが、それよりも繰り返し口に出して練習するべきだったと反省しました。

2期目の学習は、1期目の反省から細かい文法にとらわれず、出来るだけ口を動かすよう努めました。実は2期目が始まる頃、平行して通っていた翻訳学校の学習に加えて翻訳の仕事を頂く機会があり、英検の勉強を続けるべきか非常に悩みました。正直、念願だった翻訳が出来るならスピーチができなくてもいいじゃないかという思いもありました。それでも継続を決めたのは、乗りかかった船というのもありましたが、1期で知り合った仲間の存在が何よりも大きかったです。仕事をしていたり、私同様小さい子供のいる主婦だったりと立場は様々でも、「英検1級」という共通の目標に向かって努力を重ね、しかもきちんと結果を出している仲間を見て、私も彼女達のようになりたい!と強く思うようになりました。
1期目で得た情報を基に、すべてのスピーチに具体的な数値や個人的情報を入れるようにして自分らしいスピーチにするよう努めました。十分な時間は取れなかったものの今度こそという思いがありました。しかし、ふたをあけてみると1点足りずに不合格でした。「1点くらいくれてもいいじゃないか」と悔しい思いでいっぱいでしたが、まだ頑張れる余地があるんじゃないかと思い直し、3期目を申し込みました。

3期目の学習は、すべてのトピックに対し必ず2つのポイントを書き出すよう努めました。実はこれは、2期目が始まる前にサイモン先生からアドバイス頂いたことだったのですが、忙しさに負けてついやらずにいたことでした。また、過去の合格体験記すべてに目を通し、より効率の良い自分に合った学習法を模索しました。中でも同じように小さな子供のいる方の勉強方法は大変参考になりました。
さらに、出来るだけ最近の出来事とスピーチを結び付けたいと思い、毎日Japan Timesの社説を音読するようにしました。これは情報収集とスピーチの練習が一度にできて一石二鳥でした。直前対策だけにしようかとも思いましたが、普段英語を話す機会がなく、しかもテソーラスを辞めたら翻訳学校の勉強にのみ時間を割くだろうと思い3期目を決意しましたが、これが正解でした。自信のなさから声の小さくなりがちで、小林先生からずっと「もっと声を大きく」と指摘されてもなかなか直せなかったのですが、ジョナサン先生から「君が話す内容に自信が持てないなら、僕はどうやって(スピーチに)納得したらいいんだ」といわれ、自信をもつことの大切さを教わりました。質問の答えが長くなりがちな点についても、簡潔な答えを心がけることで徐々にコツがつかめるようになりました。

ようやく合格を手にすることができた今、心からホッとしています。3期に渡って暖かく見守って下さり、熱心にご指導下さった小林先生、サイモン先生をはじめとするネイティブの先生方、本当にありがとうございました。子供が家にいたら仕事は無理!と思っていたのですが、子供が寝ている早朝と昼寝時間のみを使って何とかやり繰りしているうちに、気がつけば仕事も出来るようになっていました。今後は少しずつ仕事を増やしていけるよう、ますます英語の勉強を頑張りたいと思います。

長い間協力してくれた旦那と子供達、そして遠方から度々上京しては子供の相手をしてくれた母にも感謝の気持ちでいっぱいです。初めは出かけようとすると泣き出した子供達も次第にニコニコと送り出してくれるようになり、特に上の子は「ママもう時間だよ!早く学校行かなきゃ!」といってくれる程に成長しました。
最後に、以前の私のように「合格したい」と思って合格体験記に目を通されている方へ。英検1級という夢が叶うか叶わないかは勉強を「続けるか」「続けないか」ではないかと思います。どうかあきらめずに勉強を続けることで、1人でも多くの方が夢を叶えられますよう願ってやみません。

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